アナログ人間の独り言~阪神タイガース・映画・サブカルチャー・旅行等々
本日、109HAT神戸で嫁さんと鑑賞。

ゴールデンウィーク、しかも雨天という事もあってか映画館は凄い人でした。
普段は休日でもさほど混雑を感じさせないHAT神戸の109ですが、昼過ぎの上映回目当てに行ってみるとチケットブースは長蛇の列。
しかも目当てだった3D吹替え版の上映回は既にチケット売り切れ。
仕方なしに1時間半後の2D字幕版のチケットを買いました。
因みに話題の「アナと雪の女王」「テルマエ・ロマエⅡ」も売り切れ回続出。
4月からの増税で入場券が値上がりしているのに、シネコン全盛期の活況を思い起こさせる混雑振りでした。
HATでこの調子ですから、三宮や梅田は凄い事になっていた事でしょう。

さて、肝心の映画の方ですが、う~ん…。
映画としては非常に良く出来ていますし、CGを主体とした特撮も最早究極の状態で、正直これ以上のコメントは出来ないくらいです。
ただ私としては、サム・ライミ旧3部作のインパクトがあまりに強かった為、今回のリブート2作目は1作目同様二番煎じの印象を払拭出来ませんでした。
こうやって新作を見る度に、サム・ライミ監督によるトビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト主演の6部作が完成しなかった事が残念に思えてしまいます(3作目には次作への伏線や新シリーズのヒロイン・グウェンも登場していたのに)。
スーパーマン」の飛翔を超えるイメージを実現したスパイダーマンの跳躍は、このサム・ライミ版で既に開発され完成していたものですから、幾ら凄い映像を見せられても旧シリーズ1作目を観た時のショックを超えるものは得られません。
ここ最近は年間何本もアメコミヒーロー映画が公開されている為、いい加減観客もこの手の映画に飽き始めているのではないでしょうか?
この新シリーズも1作目の日本国内興行成績は、旧シリーズの半分にも達しなかったようですし…。

今回音楽を担当したのは、ハンス・ジマー
楽曲はこの映画用に結成されたチーム「マグニフィセント・シックス」との共作となっていますが、BGMスコアはハンス・ジマーの手によるものでしょう。
リブート版「バットマン」「スーパーマン」に次いで、遂に「スパイダーマン」まで征服したジマー氏。
何だかダークヒーロー音楽の第一人者だったダニー・エルフマンを追い落とす勢いでアメコミ映画に邁進していますが、かつてはジェリー・ゴールドスミスや他の映画音楽大家へのやっかみがよく注目されていただけに、ハンスさん今度はダニー・エルフマンに挑戦ですかと思ってしまうのは私以外にも多い筈。
ただし音楽そのものは、前作を担当したジェームズ・ホナー同様いまいち特徴の無い旋律。
「バックドラフト」「ライオンキング」「クリムゾン・タイド」「グラディエーター」そして「パイレーツ・オブ・カリビアン」等、ハンス・ジマーの新作が待ち遠しかったのはもう遠い昔の話。
他作品からの流用や盗作騒ぎ等、どうも最近は精彩を欠いている感があるのですが、それはジェームズ・ホナーあたりも同じ事ですな。
そう考えてみるといくら挑戦を受けたところでダニー・エルフマンらにしてみれば、ティム・バートンあたりと仲良く組んで自らが最高と思う作品を追求していれば痛くも痒くも無い訳で、何やらハンス・ジマー氏の独り相撲の様な感じがして来ます。

…と、何だかんだ書きましたが、結構面白い映画であるのは確かです。
特にラストシーンは旧3部作に通じるものがあり、本当に感動しました。

マーベルがディズニー傘下に入り、今後ますます映像露出が増えると思われるアメリカン・ヒーローですが、先程も書いた通りもうワンパターンのヒーロー映画は飽きられていると思います。
スパイダーマン」をはじめ、「スーパーマン」の様な王道を行くヒーローは今後苦戦を強いられる事でしょう。
では新時代のヒーロー映画とはどのようなものでしょうか?
それは次回で。


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【2014/04/29 18:42】 | 映画
【タグ】 アメイジング・スパイダーマン  スパイダーマン  スーパーマン  サム・ライム  ハンス・ジマー  
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