アナログ人間の独り言~阪神タイガース・映画・サブカルチャー・旅行等々
ちょっと遅かったですが、MOVIX六甲営業最終日の朝、娘と2人で観て来ました。

冒頭、夜の街は幻想的な画で、七福神や映画のポスター等日本的な香りと、ヨーロッパ的な町並みが不思議な世界観を生み、ペンギン少女の徘徊する世界へ無理なく観客を引っ張り込みます。
音楽も良かったですし、ストーリーの流れも致命的な破綻はありません。
心配した声の出演も、特に問題は無く、それどころか主人公の声をあてている女の子の熱演は、本当に素晴らしかったです。
話題性だけでキャスティングしたような爆笑問題や一発芸人達も(チビ鬼4人組は小島よしお1人で演じているのかと思っていた)、別にそうと意識することなく自然に観れましたし、脇役的な声優の豪華さはちょっと嬉しかったです。
永井一郎、小山茉美、野沢那智、内海賢二…山寺宏一の大天使が出てきた時、場内が爆笑しましたけど、何か意味があったのですか?
途中、暗くてちょっと怖そうなシーンが続いた時は小さな子供が「早く帰りたい」と泣いていました。でも、最後まで観れたようですね。
キャラクターデザインも、CGっぽく無くて暖かな日本的な馴染みのある感じが和みます。

でも何か物足りないのはなぜだろう?
1時間半の映画が2時間くらいに感じたのはなぜだろう?
もう私は、こんな子供映画では楽しめないのでしょうか?
娘は小5で、確かに対象年齢からは少し上だと思いますが、それでも「微妙」だと言っていました。

これは大人も子供も楽しめる映画では無いのか知れません。
ジブリやディズニーとは根本的に違うのでしょう。
小さな、それも出来れば女の子向けの映画なのかも知れません。
それで制作費14億ですか…。マッドハウスは豪勢ですな。
私が持っている監督りんたろうのイメージは、「ハーロック」であり「999」であり「幻魔大戦」であり、このような可愛らしい映画を作ったのはちょっと驚きでした。
ヴェネチア映画祭特別招待作らしいですが、ヨーロッパ人はこの作品を観てどう思うのでしょうか?
アメリカの独壇場であるフル3DCGアニメにあえて挑戦した勇気は素晴らしいですが、特にその事に意味があったのかどうか…微妙です。
因みに国内興行成績は散々だったらしく、大抵の劇場は1月15日に終了していました。
個人的には応援したくなる雰囲気の作品ではあるのですが…。

主題歌の「アミーゴペンギン」が最大の収穫でしょう。
サンバのリズムが作品内容と全く関係無い非常にノリの良い音楽で、合作相手のフランスや海外で公開する時もこのままあのエンディングにするのかな?
主人公役の女の子が歌って、PVでは被り物を着て踊りまで披露してくれています。
実はこの歌が耳に付いて離れない…「映画って楽しーね」とMOVIXの2大後遺症です。
関連記事
スポンサーサイト

【2010/02/01 23:58】 | 映画
【タグ】 よなよなペンギン  りんたろう  
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック