アナログ人間の独り言~阪神タイガース・映画・サブカルチャー・旅行等々
二日目は登山に挑戦。
山頂近くまでアクセスが良く、比較的登りやすい入笠山へ行って来ました。

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実はこの山、毎年冬に訪れているスキー場「富士見パノラマリゾート」がある高山で、かなり山頂近くまでゴンドラが伸びており、この時期は登山客で賑わう人気スポットとの事。
今年も1月にスキーへ行ったのですが、毎年ゴンドラ駅から更に奥に伸びる山道や、湿原の案内看板が気になっており、暖かい時期に来て見たいと思っていました。
今回、八ヶ岳の楽な登山コースを登ろうかとも考えましたが、登山に関しては全く素人の上、台風が接近中の天候状況もあり、まだ登頂が比較的容易そうな入笠山へ登る事にしたのです。

結局1日目は終日雨。
この日も朝から曇天で、地面は雨の直後のような泥濘状態。出発の時は小雨がぱらついていましたが、何故か天気予報は晴…。

入笠山山頂へのアクセスは、富士見パノラマのゴンドラリフトを利用するのが一般的のようですが、実は良く整備された一般道がゴンドラ駅よりも上まで伸びており、駐車場もあります。
ただし今回の連休のような観光シーズンはマイカー客が殺到し、山道への路上駐車が問題になったらしく、毎年入山規制がされています。
規制時間は毎年違うようで、今年は午前8時から午後2時の期間、「沢入登山口」から先は一般車の進入は禁止されます。
ただ、この時間以外なら山頂近くの「御所平峠」まで自由に入る事が出来、一旦入れば規制時間内でも車での下山は可能です。
当然、ゴンドラよりも車でのアクセスの方が家族の移動には好都合と考えたのですが(ゴンドラ料金もバカにならないので)、問題は規制前に入るか、それとも午後2時以降に入るかです。
結局この日は一日の時間を有効に使おうと、8時前に車で行ける所まで行く事にしました。

コースはいくつか考えました。
一番理想的なのは「御所平峠」まで進入して駐車して、そこを拠点に散策する方法。
次は途中の「大阿原湿原」まで行き、そこから無料バスを利用して山頂や入笠湿原へ行く方法。
最後は「沢入登山口」で駐車し、1時間かけて登山する方法。
天候状態と、整備されているらしいとは言え未知の山道である事、連休中の混雑の程度が判らない等があり、その場の状況で臨機応変に対応することにしました。

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朝食は昨日「やまと」で買って来たソーセージをキッチンで炒めて頂きました。真ん中のカップ焼きそばは、パンに挟む為に買ったもの。
少し手間取って出発は7時15分。
途中、ローソンへ寄って簡単な昼食を仕入れて山へ急ぎました。
水筒は家から2本持って来ていました。非常に涼しいのであまり飲まないだろうと考えていたのですが…。

麓のパノラマリゾートとの分岐点辺りまでは、どう考えても登山向きではない雨天で、それでも車を走らせて登って行ったのですが、道は非常に綺麗で走り易く、待機用のスペースも十分に確保されていますので万が一対向車が来ても心配はありません。

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これは下山時の「沢入登山口」の写真。
停め方によっては30台くらい停車出来るでしょうか?綺麗なトイレもあります。
撮影時は午後2時を回っているのですっかりいい天気ですが、朝の通過時ではかなり曇っていました。
その時の停車台数は約5台程度。後続車も無いので、あまり混雑はしていないだろうとこのまま先へ進む事にしました。
この時点で7時45分。規制15分前。ガードマンの許可を貰って通過します。

天気は相変わらず悪かったのですが、車が遂に雨雲を抜けて雲海の上に出てしまうと、当然のように空は晴れ渡りました。
たまに霧のように抜けていく雲が実に涼しく、窓を全開にして走ると本当に気持ちが良かったです。

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これも下山時の「大阿原湿原」駐車場。
登山中は規制時間が気になっていたので、殆ど写真が撮れませんでした。
朝の時点では駐車台数は0。

ここから先の山道は非常に快適で、運転していて気持ち良かったです。
山登りする方からすれば、こんな奥まで車で登るのは反則なのでしょうけど、楽出来た分後で山頂や湿原を歩き回る事が出来ました。

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「御所平峠」の駐車場。
手前のお花畑の角にガードマンが居て、規制時間中は手前の道でゲートを閉じています。
先着の車が10台程度でしょうか?
広さは「沢入登山口」より少し狭いといった感じです。

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その駐車場に隣接している山小屋「マナスル山荘」。
屋上の天文台が印象的で、1階で食事も出来ます。
宿泊客の方でしょうか、バルコニーで食事されているのが実に気持ち良さそうでした。

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駐車場下にある花畑。
緩やかな傾斜の中で多くの花が咲いていました。
ただ、さっきのゲートに立っていたガードマンのおじさんの話では、入笠湿原の方がもっと花が咲いているとの事。
早速、山道を湿原へ向かう事に…。

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入笠湿原
非常に多くの花が群生しており、虫も群がって来ていました。

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時々、尾根を越えて来た雲が霧になって湿原を横切ります。
まるでミストシャワーのように爽快でした。

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ゴンドラ駅の方へ向かいます。折角此処まで来たのだから、秋のゲレンデがどのようなものか見ておきたかったので…。

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幾つかの角を曲がり、坂を上ると見慣れた建物が…。

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冬には見なかった案内板がありました。立て替えたのでしょうか?
夏はマウンテンバイクのコースとして利用されているようです。

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ゴンドラ駅近くのゲレンデはすずらん畑になっていました。
残念ながら凄い雨雲の為、八ヶ岳方面~富士山は見えませんでした。

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ゴンドラ駅横で売っていたソフトクリーム。
バニラとルバーブの2種類があり各350円。富士見パノラマの割引券を使えば300円になります。

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さて、湿原から駐車場へ戻り、山頂目指して登頂開始。
かなりビギナーコースとの事でしたが、普段から山歩きに慣れていないので、30分も歩くと息が切れてきます。

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山頂部分は開けていて、非常に展望が良いです。
ただ、この日はあいにくの天候で八ヶ岳方面は視界が悪く、ちょっと残念でした。
逆に西の方は良く晴れており、遠くは諏訪湖から入笠牧場まで一望出来ました。
絶景を前にしてコンビニおにぎりで簡単な昼食を頂き、しばらく休憩。

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再び駐車場へ下山。
帰りは登りの半分の時間で済みました。

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最後に牧場方面へ散策。
途中にあったすずらんの碑です。

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これが牧牛の脱走を防ぐテキサスゲート。
遊歩道を囲む鉄条網には電流が流れているとか。
暑いので途中で引き返して来ましたが、結局牛には会えませんでした。

2時前に駐車場を出発、「大阿原湿原」駐車場へ移動してそこへ駐車。湿原を散策する事にしました。
大阿原湿原」は古い湿原で3億年前に形成されたとか。3億年前といえば全世界を森林が被い尽くしていた石炭紀の最中で、巨大昆虫や両生類が地上を支配しいた時代です。
火山活動の盛んな日本の高山の中で、このような湿原が現代まで生きながらえて来たのは奇跡かもしれません。

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入笠湿原」に比べると非常に広く、その風景は雄大さを感じます。
ただ、その植生は少し単調で、「入笠湿原」程多様さは感じませんでした。
老齢期の湿原で乾燥が進んでいるという事もあり、普通の土に樹が生えている場所も多く、かなり山に侵食されているといった感じでした。

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大阿原湿原」を周回する、長さ2キロ程度の遊歩道。大体30~40分で湿原を一周出来ます。
駐車場のある北側から西側にかけては、高層湿原という感じの開放感のある風景が続きます。

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ところが南側に入ると木立が鬱蒼とし始め、苔生した沢が姿を現し、その様相を一変させます。
数百年を経た日本庭園のような風景が続き、日が入らない為肌寒いくらいです。

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湿原から流れ出る清流は「テイ沢」を経て、やがて天竜川へ合流して行くのです。
さすがにそちら方へは行けそうもなかったので、そのまま湿原を一周して駐車場まで戻って来ました(実は水筒のお茶がこの時点で無くなってしまい、皆喉が渇き始めていたのです)。

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大阿原湿原」駐車場のバス停で停車中のマイクロバス。
マイカー規制期間中は「御所平峠」との間を無料で往復する代替交通機関です。
車で5分程の山道も歩いてみると結構な行程になる筈で、ゴンドラ駅への復路に利用するのでしょうか、多くの人が乗っていました。
実際、この間の道をハイキングされている方も多かったです。

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下山して富士見公園付近から撮影したパノラマスキー場。
あと3ヶ月もすれば雪化粧をする訳です。
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【2011/09/22 01:13】 | 小淵沢
【タグ】 小淵沢  リゾナーレ  入笠山  富士見パノラマリゾート  入笠湿原  大阿原湿原  
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