アナログ人間の独り言~阪神タイガース・映画・サブカルチャー・旅行等々
原発事故の影響もあってか、被災地の捜索活動や撤去作業の遅れは、どうも神戸の比ではなくなって来ているようです。
あの津波で破壊された広大な街の残骸と、まだ万単位の方が行方不明のままである事を考えますと、大自然の猛威の前での人間の非力さを思い知らされてしまいます。
それでも世界は日本の津波警戒システムの先進性に注目してると言うのですが…。

この非常時にパニックを起こさず、常に冷静に行動する日本人の姿勢にも世界の称賛が集まっていました。
神戸の時もそうでしたが、私としてはそう言われたところで日本人として「当たり前だろう」位にしか思いませんでした。
ただあえて言うなら、非常に抑制の効いたマスコミの報道内容も、人々を冷静に行動させる事に一役買ったと思うのです。

一方で、一部マスコミにおいてやたら原発事故による恐怖を煽るような報道や解説が見受けられますが、あれは如何なものでしょうか?
勿論、原発事故の情報公開が遅れ気味なのは由々しき事態ですが、憶測で物を言ったり、預言者のように未来の災害を「絶対に起こります」などとは知識人の言う事ではありませんし、それを放送するマスコミの姿勢も問われると思います。
現在必要なのは、この状況を如何に乗り換えていくかの議論であって、被害の拡大を食い止め、同様の事故の再発を防ぐ事です。
日頃自分が警告していた事を誇示して自らの著作を売ろうとするなど、実に浅ましい行為で見るに耐えません。
政府関係者や学者を呼び捨てで批判して気持ちがいいのは判りますが、現場で必死に作業している東電や関連会社の職員、自衛隊の方たち、そしてまだ現場近くで頑張っている被災者や避難所生活を強いられている方たちの事を考えると、何様のつもりでふんぞり返っているのかと腹が立ってきます。

16年前の阪神大震災の時、行政の判断の遅れで(一部は反対すらあったと言う)自衛隊の即時投入がありませんでした。
その為にどれだけの人が無駄に死んでいった事か。当時の師団指揮官が悔し泣きしていたのは、今でも覚えています。

また、地震発生後1週間も経っていない中、あるテレビの報道番組で東京と神戸のスタジオ中継がありました。華やかな東京のスタジオから民放のアナウンサーが、すっかり疲労困憊した被災地の自治体首長に対して、「救助活動が遅い」「市民の事を考えて下さいね」とまるで被災者の代表のような顔をして非難した様を私は忘れません。
本心がどこにあるのであれ、域外の人間が現場の人間を批判する場合、それなりの気遣いがあってしかるべきでしょう。

自分の思い通りにならないから日本から逃げ出したいと言うなら出て行けばいい。ただもう二度とそのような人間は帰国して欲しくありません。
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【2011/03/24 00:15】 | 地震
【タグ】 震災  原発  
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