アナログ人間の独り言~阪神タイガース・映画・サブカルチャー・旅行等々
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1984年度イギリス映画・ヴァージンフィルム作品。
当時、人気絶頂だったミュージシャン「ユーリズミックス」が手掛けたサウンドトラックも話題になりました。

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早川文庫旧版原作本「1984年」。
イギリスの小説家ジョージ・オーウェルが1949年に発表した近未来SFの金字塔であり、後世に多大な影響を与えたあまりにも有名なディストピア小説の代表的作品です。

西暦1984年。
世界は三つの超大国によって分割統治されていた。
強力な独裁体制を敷くそれぞれの国家は、互いに終わりの無い戦争を続けて資源と人口の浪費を繰り返し、民衆を支配している。
主人公のウィンストン・スミスが所属するオセアニアは、南北米大陸とイギリスを中心にした超大国で、イングランド社会主義「イングソック」と呼ばれるイデオロギーを持つ一党独裁国家である。
その市民生活はテレスクリーンと呼ばれる双方向性のメディアで監視され、あらゆる物資は欠乏していた。
スミスは政府機関の真理省に勤務する党員の一人で、党の支配の為に日夜歴史改竄を行っている。
その彼が偶然入手したノートに日記をつけ始める。歴史の改竄が常となるオセアニアにおいて、日記の記帳は死刑に値する行為だった。
スミスはおぼろげだったオセアニア成立以前の記憶をたどり、核戦争~革命以前の平和だった時代を思い起こそうと努力する。
同僚の女性党員ジュリアと反体制の秘密を共有し、上司オブライエンを通して禁断の書を遂に入手したスミスは、それによって党の支配体制と世界の現状を知る事になる。

過去、何度か映像化された作品ではありますが、当の1984年、決定版として製作された映画がマイケル・ラドフォード脚本・監督による本作であります。
主演はジョン・ハート。
公開当時は「エレファントマン」「エイリアン」といった癖のある映画で名を馳せ、性格俳優的なイメージを持たれていました。
主人公のウィンストン・スミスは原作ではかなり陰影のある小心者で、正直好きになれるキャラクターではなかったのですが、ジョン・ハートは実に上手くこのスミスを演じています。
過去に映画化された作品がこの主人公をヒーロー然として扱い、独裁者打倒を叫んで死んで行くラストに原作者の遺族の顰蹙を買ったのに対し、原作程の嫌悪感を催さない程度に小悪党的反逆者を演じ、尚且つ映画はその人間性の弱さとそれにつけ入る権力の恐怖を十分に描いています。

巨大なスクリーンに上映されるプロパガンダ映像。
街中の壁に貼られた「偉大なる兄弟」のポスター。
各家庭に設置されている監視用テレスクリーン。
一様に無表情の民衆。
管理社会を描いたSF作品のあらゆる要素が凝縮されたような世界観ですが、過去の映像化作品は一応未来的なテクノロジーに管理された社会というイメージで作られていました。
1984年度版のマイケル・ラドフォード作品はこれらの要素に加えて、まるで40年代のスターリン専制下ソ連の様な風景描写が徹底され、リアルな市民生活が描かれています。
老朽化し破綻寸前のインフラ、不味そうな食事、決定的に不足している生活物資、何処に居ても聞こえて来るファンファーレとニュース、とことん体に悪そうな勝利ジン、勝利煙草、勝利コーヒー…。
陰鬱なストーリーが2時間に渡って語られるのですが、決して退屈はしませんでした。

~過去を制する者は未来を制する~
~現在を制する者は過去を制する~

巨大なスクリーンにイングソックの旗がはためき、アリアが高らかに流れる。
国歌「オセアニア、そは汝の為ぞ」斉唱、勝利広場での2分間憎悪の開始である。
敵対する超大国、ユーラシア(或いはイースタシア)への憎悪を掻き立て、居並ぶ民衆に国家・党への忠誠を誓わせる。
更には初期革命の指導者でありながら、反体制派に寝返ったとされる裏切り者ゴールドステインの画像と甘言が流される。
警戒を怠るな。
敵は身近に潜んでいる…。

日本公開は1985年。
上映用フィルムの本数の関係からか全国配給は単館ロードショー扱いで、関西では翌1986年新春に大阪難波にあった「花月シネマ」という小劇場1館のみでの公開でした。
まだ学生だった私は大学の後輩と観に行ったのですが、ストーリーや教義的な内容は兎も角、その映画特有のイメージと音楽に圧倒されました。
特に国歌「オセアニア、そは汝の為ぞ」を中心にした作中に流れる音楽の出来は素晴らしく、プロパガンダ映像の効果も重なって強烈な印象を受けました。
音楽を担当したのは先述したユーリズミックスドミニク・マルドゥニー
ラドフォード監督は当初マルドゥニーの劇伴のみを使うつもりだったのですが、あまりに重いテーマの作品に興行的な心配をしたプロデューサーがユーリズミックスの起用を決定したらしく(いかにもヴァージンフィルムらしい)、当時サントラ盤として発売されたのも、このユーリズミックスの挿入歌集でした。
挿入歌集と言っても映画で使用された曲はほんの数曲で、どちらかと言えばイメージソング集と言った感じでしょうか?
従ってサントラ盤にはオセアニア国歌もスコア曲も収録されていません。
エンディングに申し訳程度に流れた「ジュリア」が印象に残る程度です。
結果としてこのユーリズミックスのアルバムは話題になり、映画も大ヒットとは行かないまでも赤字にならずには済んだようです。
しかしながらラドフォード監督、後のインタビューで「時代性のはっきり判る音楽は使いたくなかった」と言い切るくらい、この処置には不満だったようで、近年になってユーリズミックスの楽曲を全て廃した新ダビング版を作り直しています。

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10年程前に発売された、ドミニク・マルドゥニー版サウンドトラックCD。
ユーリズミックスの歌曲は全く入っておらず、その他の劇伴はほぼ完璧収録。
大半がオセアニア国歌とそのアレンジ版で占められ、公開時に衝撃を受けた者としては待ちに待ったスコア版です。
オープニングのアリアから国歌、コーラスで締め括られる真のエンディングまでオセアニア洗脳音楽炸裂状態であり、死者をも起立させる勢いで鳴り響くニュースファンファーレから、少年団の歌うピクニックソング、果ては洗濯女の鼻歌まで収録されています。

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日本公開当時、劇場で販売されていたパンフレット。
東京で上映した新宿の「シネマスクエアとうきゅう」が作成した、「シネマスクエアマガジン」の36号となっています。
因みに私はこれを難波の花月シネマで買いました。
SF作家の鏡明氏や映画評論家の故・荻昌弘氏等の寄稿文、マイケル・ラドフォード監督インタビュー(ユーリズミックスの音楽への不満たらたら)等、今読んでも資料的な価値があります。
今回読み返してみると、チケットの半券が出て来ました。
鑑賞日は1986年1月31日です。

基本的に原作に忠実に作られたラドフォード版「1984」。
ラストシーン、カフェでのウィンストンとジュリアの別れは原作同様切なく、やがて来る二人の処刑を予感させる悲劇的なものでした。
ただ私が原作で一番印象に残っているシーンは、このラストシーンでウィンストンが一瞬思い出す幼少期の記憶。大粛清で行方不明になる直前の母と妹との束の間の団らんの記憶描写が、この殺伐とした主人公の利己的な人生の中で唯一人間らしい性格を垣間見せる場面であるのですが、この映画では残念ながらそのシーンは描かれていませんでした。
最近になって再度リメイクの噂をチラホラ聞きますが、次の映画化の際にはこのシーンの映像化もお願いしたいです。


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【2014/05/31 22:21】 | 映画
【タグ】 1984  Nineteen  Eighty-Four  マイケル・ラドフォード  ユーリズミックス  ドミニク・マルドゥニー  
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本日、対ロッテ戦観戦の為、娘と甲子園ライトスタンドへ。

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昨日のヤフードームでの激戦の興奮も冷めやらぬまま、舞台は甲子園へ。
相手はホークス同様、日本シリーズの仇敵ロッテ。

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既にビジターエリアは黒と肌色で染まっています。
今日はチケット完売。
毎年1塁側より先にビジター席が売り切れるという、凄まじい人気を誇るカードです。

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先発は岩田×藤岡。
課題の立ち上がりを無難に抑えた岩田でしたが、3回に出した先頭打者四球から良太のエラーにつけ込まれ、この回3失点。
阪神はその後何度も藤岡を追い詰め、反撃のチャンスを得ますが、結局は得点出来ません。
7回には更に追加点を奪われ岩田はノックアウト。
代わった鶴も打たれてこの回で5対0。
8回に何とか2点を返しましたが反撃もここまで。
岩田連勝ならず、ロッテは交流戦負けなしの6連勝。

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最終回、ロッテの攻撃時に登場した代打ブラゼル。
阪神ファンからも熱い拍手が送られていました。

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今日はABCアナウンサー達の応援観戦イベントがあったようで、3塁アルプスの下段は黄色に染まっていました。
テレビカメラも入り、何やら賑やか。
グランドには「おき太くん」もいました。
でもこのイベントのある日、正直勝率が悪いんですよね…。

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始球式はココリコ遠藤。
先発岩田だから?

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朝日放送テレビの解説は、真弓氏と桧山氏。
ABCラジオの解説は福本氏。
福本氏、ロッテサポーターの応援を見て、「気持ち悪いね」。

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レフトスタンドの先頭でいつも応援をしている「タイガーマスク」。
先週日曜不在でしたので心配していたのですが、今日はご出勤されていました。

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試合前、ミズノスクエア横で行われる「レッツゴートラッキー」のオーディション。
当然、応募対象は子供なのですが、今年はここに「TigersGirls」達が参加しているので凄い人だかりです。

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今日はマー君も参加していました。

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今年から始まった阪神のチアガール「TigersGirls」。
試合中、様々なイベントでチームを盛り上げて行きます。

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試合前、応援団のHMメドレー演奏直前に繰り広げられるパフォーマンス。
今のところ毎回同じパターンですが、ライトスタンドに向かって踊ってくれます。

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試合開始直前、スタメンキッズで選手を迎える「TigersGirls」。

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炎の5回裏。
バク転を決める「TigersGirls」。
毎回同じ女性が跳んでいると思うのですが、まだ彼女達の見分けがつかないのでよく判りません。

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ラッキー7のジェット風船もダンスを披露します。

試合に勝てばお立ち台のヒーロー選手に寄り添い、試合後は六甲颪やHMメドレーに合わせて外野で踊ってくれます。
今日は負けたので無し。



【2014/05/25 23:19】 | 野球
【タグ】 阪神  タイガース  甲子園  ライトスタンド  チケット  TigersGirls  
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華やか
こたつ猫
AKIさん

鬼門のロッテ戦観戦おつかれさまでした。
ロッテ戦については、ずいぶん前に行った猛暑のデーゲームでの大敗プラスあの応援にやられてからトラウマで二度とロッテ戦はエントリーしないと誓ったので。

今回のブログはタイガースガールの華やかな写真満載で敗戦を忘れてしまいました。
また華やかな写真を期待しています。

Re: 華やか
aki
こんばんは、こたつ猫様。
コメントありがとうございます。

ロッテの応援は例年以上に凄かったです。
丁度、交流戦連勝中でしたし…。
阪神は今日でパリーグ最下位の西武にホームで連敗。
負け方も非常に悪い負け方で、ちょっと心配ですね。

今年は余裕さえあれば、出来るだけ甲子園の風景も紹介して行きたいと思っています。
TigersGirlsも、もっと綺麗な画像がアップ出来るように頑張りますね。


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今日は会社の行事で万博公園へ。

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久し振りの太陽の塔。
天気も良く、行楽日和です。

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午後はのんびりバラ園を散策。
結構な人出で賑わっていました。



【2014/05/24 17:48】 | レジャー
【タグ】 万博公園  
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本日、対DeNA戦観戦の為、嫁さんと甲子園ライトスタンドへ。

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絶好の観戦日和となり、野外球場は日焼けを気にする季節になって来ました。
このカード、昨日まで1勝1敗。
何としても勝ち越して交流戦へ突入したいものです。

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今日は3塁側チケットが完売せず。
日曜でここまで空席が目立つのは珍しいですね。
なんか横浜ファン、寂しそう。

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先発は岩崎×加賀美。
そして阪神のスタメン捕手は梅野。ルーキー・バッテリーです。

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試合前、外野で投球練習をしている梅野と加賀美。
それぞれ同じタイミングで1塁側と3塁側ブルペンから出て来てキャッチボールを始めたのですが、お互い背中を向けながらジリジリ接近して行きニアミス寸前。
二人とも後ろをチラチラ気にしながら投球をしている、不思議な光景でした。

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試合は2回裏、出会い頭のゴメスの1発で阪神が先制。
その後、投手戦が続き膠着状態となりますが、5回表に金城のタイムリーで横浜が同点に追い着きます。
中畑監督はここで勝負に出て、早々に先発加賀美に代打を送る積極策に出ますが、結局この1点止まり。

その裏、1アウト1・3塁のチャンスに和田監督も勝負に出て、岩崎に代打新井貴を投入。
ところが新井さん、2番手林の3球連続スライダーを空振り三振。
俊介もショートゴロに倒れ、阪神も代打策が実りません。

岩崎が代打を出されたので6回には高宮が登場。
前回の巨人戦でアンダーソンにスリーランをライトスタンドに叩き込まれた記憶も生々しく、嫌な予感が擡げる中でいきなり先頭打者石川にスリーベースヒットを許します。
阪神、ノーアウト3塁の大ピンチ。
続く白崎は何とか三振にしたものの、次の梶谷のセカンドゴロの間に3塁走者石川がホームへ突入して来ました。
正直、1失点は覚悟しましたが、セカンド大和のバックホームは判定タッチアウト。
これが外野から見ても微妙なタイミングだった為、中畑監督がベンチを飛び出し猛抗議。
ABCの解説・福本氏は「セーフやね」。
娘も送って来たメールで「ビデオではセーフやった」。
しかしながら判定が覆るはずも無く、横浜は2アウト1塁になってしまいます。
一旦こうなると流れは変わらず、1発が怖い4番【ひろし】バルディリスも代わった鶴がフライに打ち取り3アウトチェンジ。

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その裏、鳥谷の打ち上げた飛球が上手く浜風に乗り、レフトポール際に飛び込むホームランとなって阪神が遂に勝ち越しに成功。
7回にもチャンスが巡って来ましたが、残念ながら追加点は入りませんでした。

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8回からは安藤が登板。
阪神、鉄壁のリリーフ陣で逃げ切りを図ります。

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8回裏には2アウト満塁のチャンスで新井良のタイムリーが飛び出し2点追加、4対1。
セーブの付く絶妙な点差で最終回を迎えます。

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最終回の呉VSバルディリス。
エラーでランナーを出したものの、バルディリスを併殺で抑えて阪神の勝利となりました。

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ヒーローインタビューは新井良と呉。
勝ち越し本塁打の鳥谷は、どうやら固辞したようです。

阪神にしてみれば運にも恵まれての勝利。
横浜にしてみれば納得出来ない敗戦だった事でしょう。
敢えて言うなら石川憤死の1点以上の点差を付けれた事が、せめてもの言い訳というところでしょうか?
キヨシ!
この怒りは他球団にぶつけるんだ!(暫くはパリーグに)

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試合前、球場外の1塁側クラブハウス前で行われていた、モトクロスバイクのイベント。
本当にこんな所でジャンプするのかと思えば…。

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ご覧の通り、本当に飛んで行きました。

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今日は「ガールズフェスタ」という、女性限定イベントデーだったらしく、女性向けのイベントが多く開催されていました。
「勝ったらハイタッチ」も今日は子供だけではなく若い女性も参加、新井良・呉の両ヒーローとタッチしていました。

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ライトスタンドの祝勝会。
今年はお開きが早いです。
以前は延々と六甲颪を歌っていたのですが。

さて、火曜からはいよいよ交流戦スタート。
次回観戦予定は日曜のロッテ戦です。
今日も辛うじて勝った感は否めず、まだまだ投打共に本調子とは言えません。
しかしながら、今日はあわやホームランかという梅野の大飛球とゴメスの2本目か?と思わせる大ファールもあり、梅野はその後長打も放ちました。
どうやら打線は上向きつつある様子。
強敵パリーグ球団相手に勝ち越せるでしょうか?



【2014/05/18 19:59】 | 野球
【タグ】 阪神  タイガース  甲子園  ライトスタンド  チケット  
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臨場感たっぷり
こたつ猫
AKIさんへ

甲子園観戦勝利おめでとうございます。
ちょっとすっきりしない勝ち方でしたが、勝ちは勝ちです。

ところで
ブログ掲載の写真ですが、結構アップで臨場感たっぷりですね。
カメラ替えられましたか?
ブログの写真も今後期待しています。

Re: 臨場感たっぷり
aki
こんばんは、こたつ猫様。
コメントありがとうございます。

今日は2本のホームランで勝利。
上本も復帰し、打線も上向いて来たみたいですね。

カメラは去年更新したままです。
望遠はビデオカメラを使用しているので、画質がイマイチです。
今年、嫁さんが50倍光学望遠の一眼レフを買ったので、嫁さんと一緒に行った時はその画像が使えるかも知れません。
いつも同じような写真ばかりなので、今年はもう少し球場の風景を撮りたいと思っているのですが…。

また遊びに来て下さい。

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昨夜、会社の催事で「あべのハルカス」へ。
60階展望台「ハルカス300」へ上って来ました。

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直下の歩道橋から見上げたハルカス。
仕事が終わってから午後8時の集合、夜景が綺麗です。
でも近過ぎて上層階部分は良く見えません。

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展望台に行くには一旦16階まで上り、そこで直通エレベーターに乗り換えます。
大した行列も無くそれ程混んでいませんでしたが、休日の昼間なんかは人が多いのでしょうね。

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60階への直通エレベーター。
1分も掛かりません。
天井部分と奥の壁がシースルーになっており、上昇中は光の演出が楽しめます。

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あっと言う間に60階へ。
60~58階が展望台になっており、中央部は浮き抜けでそこだけ天井がありません。
60階は東西南北周回出来る回廊となっており、エスカレーターで階下へ下りるようになっています。

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大阪城方面、天王寺公園方面の夜景。
通天閣が足元に見えます。
最早高層ビルからの俯瞰というレベルではなく、航空機から見た夜景といった感じですね。

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地面までは見下ろせませんが、一部スケルトンになっている床もあります。

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内側の58階部分を見下ろす。
天空庭園と呼ばれる広場で、吹き抜け構造の屋外広場となっています。

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59~58階へのエスカレーター。
16階へ帰るエレベーターの乗り口や売店は59階にあります。

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58階の屋内部分。
エスカレーターとカフェがあります。

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天空庭園。
吹き抜けで天井が無いた為ここは野外になっており、外気が涼しかったです。
床はウッドデッキになっており、植栽されています。
光と音のショーが開催されていました。

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夜は完全にデートスポットですね。
人も適度に少ないですし。

30分ほどの滞在後、階下のレストラン街で会食。
予想以上に楽しい一時でした。
私用では滅多に来る事の無い天王寺ですが、また家族連れで来てみたいです。

ハルカス300

入場料
大人 1500円
中高生 1200円
小学生 700円
幼児 500円

営業時間 10時~22時(最終受付21時20分)
年中無休



【2014/05/17 10:01】 | レジャー
【タグ】 あべのハルカス  ハルカス300  
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夜のハルカス いいですね。
こたつ猫
僕もついこの間、あべのハルカスに昇ってきました。

僕の場合は、日曜日の昼間で大混雑、大行列でめちゃくちゃ疲れました。

平日の夜がおススメですね。

夜景も見てみたいです。

Re: 夜のハルカス いいですね。
aki
こんばんは、こたつ猫様。
コメントありがとうございます。

ハルカスのブログを拝見しましたが、随分強行軍だったようですね。
私の場合、会社の行事絡みでしたので、今度はプライベートでゆっくりと遊びに行きたいと思います。
でも想像以上に素晴らしいロケーションで、絶景に圧倒されてしまいました。
すっかり田舎者気分でカメラ片手に走り回って来ましたよ。

また、遊びに来て下さい。

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佐川美術館に続いて「円谷プロ・ミュージアム」体験。
本日、期間最終日でした。

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関西で同時期にこの様な展覧会が開催されるのは全く喜ばしい限り。
しかも内容は子供向けではなく、大人(私達の世代)をターゲットにしたものでした。
「特撮博物館」の次の開催地は名古屋に決まったそうですが、早く関西に来て欲しいです。

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今日は私は振替休日で休み。
嫁さんも月曜は仕事が無いので二人で難波の高島屋へ。
丁度10時の開店直前に着きました。
本当は昨日行く予定だったのですが、最終日でも平日の方が空いているだろうと月曜に変更した次第です。
…あと、土曜の甲子園観戦敗戦のダメージがあまりにも大きかった事もありますが。

展示内容は特技監督・円谷英二の生涯にスポットを当て、その映画界での軌跡と円谷プロが製作した初期の作品を資料展示。
同時にスクリーンプロセスやミニチュアワーク、操演といった基本的なアナログ特撮の解説がされていました。

展示場内は撮影禁止。
円谷氏の遺品の数々が展示されており、日記、褒章状、写真等、どれも貴重な資料ばかりでした。
決して映画界の生抜きでは無いそのキャリアと、映画界の変遷による京都時代~東宝入社とカメラマンとしての特撮への特化を丁寧に紹介。
戦前~戦時中の戦争大作映画、そして戦後東宝復帰後の「ゴジラ」を中心とした特撮映画の数々がパネルとポスターで展示されていました。
ウルトラQ」以降の円谷作品の展示では、映像の上映と共に「ゴメス」「ペギラ」「ケムール人」等の着ぐるみがジオラマ風に展示され、「8/1計画」で実際に撮影に使われた「PENTAX」ならぬ「PENTA」の巨大なカメラも展示されています。
ウルトラマン」「ウルトラセブン」の展示でも怪獣の着ぐるみやジェットビートルのセット、特撮ジオラマ等が展示。
特に佐川美術館の図録に載っていた、「2020年の挑戦」撮影用の遊園地コーヒーカップのミニチュア、科学特捜隊ハヤタ隊員の撮影用制服等がこの会場で展示されていました。

この展示会最大の目玉は、ウルトラマン第19話「悪魔はふたたび」で決戦場となった国立競技場の特撮セットのジオラマ再現。
ミニチュアワークで必要なスタッフ、小道具等も詳細に解説されていました。

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会場内唯一の撮影スポット。
カメラを立てて一緒に撮影すると、ウルトラマンと並んで飛んでいる様に見えます。
肝心の子供は背が届きそうにないなあ…。
どうやらオッサン達が喜んでやっていそう(私はやりませんでした!)

会場イベントとしては6日にウルトラセブン・アンヌ役ひし美ゆり子氏と本編監督の満田かずほ氏のトークショーが開催された他は、百貨店お得意の着ぐるみヒーロー握手会&撮影会が開催されていたようです。
佐川美術館と違って図録販売が無かったのが残念でしたが、内容は結構立派なものでしたので入場料800円でも納得できました。
嫁さんはセットや小道具に随分興味をそそられたようでしたが…。

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昼前に会場を出て、昼食を食べようと「なんばパークス」へ。
もう何年振りでしょうか?

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久し振りの「なんばパークス」は、樹木がいい感じに鬱蒼と茂り、こんもりとした丘の様な雰囲気になっていました。
今日は人も少なく、雀や野鳥が身近にまで飛んで来ては餌を強請っています。

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昼食は「なんばパークス」6Fの「収穫祭」のランチ。
メインディッシュ+パン・ライス・スープ・サラダが食べ放題という凄まじい内容で、流石に満腹になりました。
このお店だけでなく、平日のランチはどこも破格の内容。
外食しないと損みたいな状態ですね。

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学生時代、私は南海電車を使っていましたので、難波駅横にあった大阪球場は日常風景でした。
何度かナイターを観た憶えもあるのですが、試合内容より擂り鉢状の切り立ったスタンドが強烈に印象に残っています(転げ落ちそうで怖かった)。
跡地に建った「なんばパークス」2Fの広場には、ホームベースとピッチャーズプレートのあった場所にそれぞれモニュメントが埋められており、当時の球場の位置関係が偲ばれます。

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9Fにある「南海ホークス・メモリアルギャラリー」。
甲子園歴史館に比べると遥かに小さく、ガラス張りで直射日光に晒されている為、展示物はどれも色褪せていますが、かつては阪神を凌ぐ人気球団だった常勝球団ホークスの歴史を今に伝える貴重な施設です。
そう、20年もならない昔、関西には四つもプロ野球の球団があったのです。
そして阪神以外はどれも強かった…。
現在のところ史上唯一の関西決戦となってる、1964年の日本シリーズ。
他に関西決戦が無いのは単に原因が阪神にあるからであり、7戦までもつれ込んだこの年のシリーズも結局南海が優勝。
2003年には再びタイガース対ホークスの日シリが実現しますが、この年も7回までもつれ込んだ末にホークスが勝利。
しかもホークスは既に南海ではなく、「福岡ダイエー」でした。
今年、絶好調のオリックスと首位を窺う阪神
再び関西決戦の可能性と期待が高まる雰囲気ありありなのですが、リーグ優勝したところで阪神にはCS突破という超高いハードルがあります。
頑張って欲しいなあ…。



【2014/05/12 21:05】 | 特撮
【タグ】 円谷英二  高島屋  ウルトラQ  ウルトラマン  ウルトラセブン  円谷プロ  南海ホークス  大阪球場  阪神  なんばパークス  
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近来稀に見る酷い試合でした。

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滋賀から帰宅し、その足で甲子園へ。娘も一緒について来ました。
ライトスタンドで既に入場していた弟と姪に合流、試合は既に始まっておりました。

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先発は榎田×内海。
序盤、無難な立ち上がりを見せた両投手は順調にアウトカウントを重ねていきます。
最初に試合が動いたのは3回表、榎田が出した先頭打者四球が結果的に失点に繋がり、巨人に先制点を許してしまいます。
ところが4回裏、1アウトからゴメスに許した二塁打で突然内海が崩れ、四球と連続ヒットでたちまち逆転、5回には更に1点追加し3対1とします。

阪神は7回からピッチャーを交代、磐石の投手リレーで逃げ切りを図ります。
ところが安藤の後を受け継いだ8回福原が大誤算。
連続ヒットを打たれ、あっと言う間に同点にされてしまいます。
しかし不調の福原、見様によってはよく同点で抑えたと言うべきかもしれません。
点を取られたら取り返せば良い訳で、実際9回裏には阪神が怒涛の攻撃を見せます。
決して磐石とは言えない今の巨人のリリーフピッチャー陣、抑えに出て来た山口が先頭打者柴田にヒットを打たれ、2アウト満塁まで追い詰められます。
しかし最後の4番ゴメスが空振り三振。
既に呉まで投手を投入済みの阪神は、代打関本を温存したまま攻めきれず流れを完全に相手に渡した格好となり、延長戦に出て来た二神は1アウトも取れずランナーを溜め、替わった高宮はアンダーソンにいきなりスリーランを浴びてしまいます。
結局巨人はこのまま逃げ切り、阪神はあまりにも悔しい4連敗となりました。
もし明日負けると、巨人に対しホーム3連敗を許すという危機的状況です。

西岡に代わって活躍していた上本の離脱で、急にバタついて来た阪神
ここが底だと信じたいところですが、明日の予告先発はメッセ×菅野。
また、投手戦になりそうな予感…。



【2014/05/10 23:05】 | 野球
【タグ】 タイガース  阪神  甲子園  ライトスタンド  チケット  
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お疲れさまでした
こたつ猫
コンバンワ
同時刻に同じライトスタンドで応援していたこたつ猫です。

疲れましたね。

終盤に同点になったら、勝率はガクンと落ちますね、
しかし
フタガミとタカミヤって何者なん!
巨人戦では荷が重すぎ。

まあ経験積んで次に期待しましょう。
ではお身体大切に。


Re: お疲れさまでした
aki
こんばんは、こたつ猫様。
コメントありがとうございます。

今日も二神、サヨナラホームラン打たれていましたね。
打線の低迷と投手陣の疲弊が一緒に来たみたいで。
巨人も今日は負けたようなので、また明日切り替えて頑張るしかないです。
それにしても広島は強いですね。

私の次回甲子園観戦は、次の日曜の横浜戦になります。
それまでの阪神の復調を願うばかりです。

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本日は滋賀県守山市の「佐川美術館」へ。

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日本画家の平山郁夫氏と彫刻家の佐藤忠良氏、そして陶芸家十五代樂吉左衞門氏の作品収蔵で知られる「佐川美術館」。
あの佐川急便が開設した琵琶湖畔にある美術館です。

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収蔵品の素晴らしさも然ることながら、器である施設のデザインも秀逸で、水面に浮かぶ二棟の屋根は実に日本的、且つ湖畔の美術館に相応しく、展示作品共々目を奪われます。
特に地下展示室の樂吉左衞門館は光と影を計算した展示がされており、地下へ至るプロムナードのホールは水面を通して降りそそぐ日光による壁の波紋が刻々と変化し、ちょっとした癒しの空間になっていました。

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美術館内にある喫茶店、「ミュージアムカフェSAM」。
落ち着いた雰囲気の内装、天井から床まで開かれた窓から見える中池、美術館の喫茶室のお手本の様なお店です。
お値段もそれ程高くは無く、軽食程度なら十分。
欲を言えばもう少しメニューを増やして欲しいくらいでしょうか?

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朝早かったので小腹が空いた私達、昼前にちょっと軽食を頂く事に。
私はケーキセットでミルクレープを。
娘はナンピザセットを頼みました。
現在は子供向けに企画展限定メニューもあり。

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本日の目的はこれ。
2012年の新潟を皮切りに全国巡回中の「ウルトラマン創世紀展」。
「ウルトラQ」に始まるウルトラシリーズの内、「ウルトラマン80」までの所謂昭和ウルトラシリーズにスポットを当て、美術的アプローチを試みた展覧会です。

今回、会社に佐川さんからもらった招待券があった為、興味を示した娘と二人で行く事にしました。
神戸からは片道約1時間半の道程。
朝8時前に家を出発、西宮ジャンクションから名神へ入り、瀬田西で下りて湖岸道路を北上。琵琶湖大橋手前で9時半に到着しました。

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ウルトラマンウルトラマン80までのウルトラ兄弟達の立像。
記念撮影する人達も多かったですが、展示室は更にこの奥。

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写真撮影出来るのはここまで。
展示室の内容は、東宝の特撮監督だった円谷英二氏が自身のプロダクションを立ち上げ、テレビ番組制作に至る経緯の説明に始まり(円谷氏直筆の日記帳には見入ってしまいました)、フジテレビの新番組「WOO」企画の挫折と「アンバランス」から「ウルトラQ」への変遷に続き、そこから「ウルトラQ」の展示が始まります。
特に全シナリオのコレクションは圧巻で、これは「ウルトラマン80」まで全て展示されています(ウルトラセブンの12話だけはやっぱり無かった…)。

日本の映像文化において、映画は勿論テレビドラマにおいても、大道具・小道具や衣装等の美術作品保管のぞんざいさは欧米の比ではなく、歴史的な価値を持つ美術道具の散逸・経年劣化が著しいのが現状です。
最近ではやっとその価値に気付いた製作会社や一部コレクター達によって、その保護や復元が積極的に行われるようになりましたが、昭和期の映画会社が生み出した多くの美術作品は、最早フィルムの中にだけしか残っていない有様。
その中で奇跡的に円谷プロの倉庫の中で眠っていた美術作品の残骸や、スタッフ・キャスト達が個人的に所有してた物品等が、今回詳細な資料と共に展示されていました。

近年になって再製作されたレプリカも多かったですが、それでも残された本物の迫力には圧倒されます。
例えば「ウルトラQ」。
古代怪鳥ラルゲユウスの巨大な脚、「ペギラが来た」に登場した雪上車ミニチュアの車体部分、まるでスルメの様にペチャンコになったボスタング、「あけてくれ!」の空飛ぶロマンスカー。
どれも白黒のテレビ画面で何度も見た、撮影に使用された本物ばかりでした。

以降の作品も同様。
各防衛隊の制服やヘルメット、そして銃器。
ウルトラホーク2号やマットジャイロ、タックファルコン等の超兵器。
宇宙人の宇宙船や設定図面。
そして怪獣や宇宙人達…。
興味の無い人が見れば「何だ、このガラクタ」と思うような物ばかりですが、どれも紛れも無い本物ばかりであり、一緒に展示されているレプリカとは明らかにオーラが違いました。

後半は玩具や雑誌媒体に掲載されたイラスト原画の展示。
懐かしい「飛び出す絵本」もありました。
ブルマーク、社名が復活したのですね。
ミュージアムショップでは復刻ソフビ怪獣達が、箆棒な値段で売られていました。

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実は何故、観覧を今日にしたのかと言うと、企画イベントの記念講演会が13時から開催されるからでした。

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出演はウルトラマンから成田亨氏の下で美術デザイナーを担当した池谷仙克氏。
私達の世代にとっては、ウルトラ怪獣創造の神のような存在の人物です。
ダリー以降のウルトラセブンでの怪獣・宇宙人達。
そして「帰ってきたウルトラマン」のアーストロン、タッコング、ザザーン、グドン、ツインテール…。
成田氏の様な奇抜なデザインでは無かったものの、そこには生物としてのリアルさが感じられました。

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ホームページでは開始30分前から着席出来ますとなっていましたが、12時20分の時点で既にこの状態。
油断も隙もあったもんじゃない…。
4月20日には「ウルトラマン」ハヤタ隊員役の黒部進氏とフジ隊員役の桜井浩子氏の対談とサイン会が開催され、これも相当な混雑になったとか。
整理券もあっと言う間に無くなったそうです。

講演会は撮影禁止なので、池谷氏の画像はありません。
講演内容は、氏の特殊美術の原点をその幼少期から語られ、映画界へはアルバイトとして初めて入った事、実相寺監督との出会いと円谷プロへの参加、ウルトラシリーズ終了後に始まった「怪奇大作戦」への愛着等を熱く話されていました。
時間に追われてろくに考える間も無くデザインを仕上げなければならない、過酷な環境の中で生み出されて来た多数の怪獣達。そしてそれらを支え続けたのは、どうやら氏の幼少時代から培われて来た映像世界における非日常への追求であろう事…。
やがてコダイグループの立ち上げから宣弘社「シルバー仮面」への参加、円谷「ミラーマン」との視聴率競争に敗れてからの路線変更と失望。
現在も現役での美術創作をされている中で、「CG嫌い」をはっきりと断言。
既に現代映画界の特撮では少数派になりつつあるミニチュア特撮の、CGでは決して成し得ない可能性についても語って頂けました。

私が子供の頃、実家に初めて来たカラーテレビで最初に見た番組が、「帰ってきたウルトラマン」第5話でした。
氏はカラー番組の草創期、あまりにも色使いを意識し過ぎた為に派手になりすぎたと反省されていました。
その影響は今の特撮やアニメにも残っているのでしょう。
実際、有り得ない派手なカラーリングの兵器が氾濫していますので。

有名な「怪奇大作戦」の京都2部作。
氏は怪獣から離れたドラマの美術を初めて担当出来たこのシリーズに特別な愛着があると仰っていましたが、中でも異色の京都編は特にその思いは強いようです。
本放送時、私はまだ小学生にもならない幼児で、「怪奇大作戦」が怖くて仕方がありませんでした。
「ウルトラマン」は大好きだったのですが、「ウルトラセブン」はよりクールかつハードで子供的には随分怖い話が多かったのに、次の番組はタイトルからして「怪奇~」です。新番組の番宣を観て憂鬱になったのを、ぼんやりと覚えています。
実際、本放送を観て「吸血地獄」や「光る通り魔」のようにトラウマになったエピソードもあります。
京都2部作の内、特にお話のあった「呪いの壷」は本放送時未見で、随分後になって再放送で観ました。

京都市内で発生した謎の連続殺人事件。
被害者は皆、骨董品の壷を覗き込むと目が発光し、視神経を焼かれていた…。

再放送時、私は「怪奇大作戦」のエピソードとは知らず、その大人っぽいドラマ展開に「随分SF色の濃いミステリードラマやな」と感心しながら観ていました。
仰天したのはラスト、古寺に追い詰められた犯人が抱えた壷の蓋が開いてしまい、中の放射性物質が外気に晒された瞬間、犯人の目が発光し寺の本堂が爆発的に炎上するシーン。
とてもテレビドラマのレベルとは思えないその特撮シーンに、子供心ながらもびっくりした覚えがあります。
当時、撮影に使われたミニチュアサイズは特撮の通例で言うところの25分の1ではなく、炎の迫力を最大限引き出すために尺度を大きくし6分の1にして炎上させたのは有名な話。
今日も池谷氏は「ミニチュア化する事の出来ない自然物の代表」として、炎と水を上げておられました。
撮影時、瓦の尺度を間違えた為に、炎上中に瓦がバラバラ落下して来るハプニングが発生したのも有名な話で、このハプニングがかえって計算外の迫力を生むきっかけにもなっています。
池谷氏によると当初は4分の1でミニチュアを発注し準備をされていたそうなのですが、予算が厳しくなったので急遽縮尺を6分の1に変更、その結果経費が半分に節約出来たそうです。
ところが一番手間の掛かる瓦の製作は既に始まっていた為に発注変更が間に合わず、本堂6分の1に瓦4分の1という重大なミスを抱えたミニチュアが出来上がってしまったとの事。
その結果、あの予想外の迫力あるシーンが撮影された訳ですから、池谷氏は「怪我の功名」と仰っていましたが、「CGには真似の出来ないイマジネーション以上の産物である」とも言われていました。
あと、シルバー仮面のスーツを着て、アクションをやって怪我をした事。怪獣の着ぐるみの中へ入り、その居住性の重要性に気付いた事。そしてこれから造りたい作品、映像世界を目指す若者達への言葉で講演会を締め括られました。

万来の拍手で池谷氏をお見送りした後、私も娘と引き上げるべくロビーに向かったのですが、その通路上で思いがけない人物に遭遇しました。
「ウルトラマン」フジ・アキコ隊員役の桜井浩子氏です。
桜井氏は現在も円谷プロに所属、先述の通り対談会の為にこの美術館にも来られていたのですが、この企画展にもコーディネーターとして参加されているので、本日は池谷氏のイベントの為に来館されたのでしょうか?
あまりに急な事でしたので(あっと言う間にスタッフルームへ引き上げられてしまいました)写真も撮れませんでしたが、紛れもない「本物」のオーラにすっかり興奮してしまいました。
何せウルトラヒロイン第一号、同世代の方なら男女問わずこの気持ちは判るでしょう?

さて、美術館を2時半に出発。
実は本日、甲子園のナイター巨人戦観戦予定なのです。
急いで神戸へ帰らねば…。



【2014/05/10 23:02】 | 特撮
【タグ】 円谷プロ  池谷仙克  桜井浩子  ウルトラマン  ウルトラセブン  ウルトラマン創世紀展  佐川美術館  怪奇大作戦  
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滋賀県でウルトラマン?!
こたつ猫
え!
滋賀県でウルトラマン展があったのですか?
そんなこと県民は知りませんよ。

我々は、まさにストライクの年代でakiさんの記事を興味深く拝見しました。
ただ、その記憶力とウンチクに驚きました。

僕も佐川美術館に行ってみますね。

Re: 滋賀県でウルトラマン?!
aki
そうです、確かご近所ですよね。
ウルトラマンは兎も角、佐川美術館自体素晴らしいロケーションなので、普通にまた行きたいと思っているくらいです。

展示物はかなり破損の激しい小道具やミニチュア、衣装が多く、本当に興味の無い人には訳が判らないと思います。
映像ではあれだけ素晴らしく見えるこれらの物も、実際は消耗品扱いの製作なので現物は意外とチャチに見えますし。
それでも、撮影に使われた物はやはり特別ですね。
是非、一度ご覧になって下さい。

当日、私は甲子園へ急がなくてはいけなかったので、講演会後直ぐに美術館を出ましたが、マニアの方達は池谷氏と桜井氏の出待ちをしてサインを頂いたりしていたようです。
当時のスタッフ・キャストの方とお会い出来て、本当に貴重な体験が出来ました。

サインもらうなら
こたつ猫
池谷さんや桜井さんのサインよりも、僕はタイガースガールズとツーショット写真がほしいです。

実は甲子園で席がグリーンシート席のときに8号門から入場したときに、
タイガースガールズ2名が出迎えしていました。
反射的にツーショット写真をお願いしましたが、事務所都合でNGで断わられました。
ただ、握手はしてもらえました。

なんのこっちゃ。
困ったおじさんですね。すみません

Re: サインもらうなら
aki
こんばんは、こたつ猫様。

グランドが華やかになりましたね。
今までグランド内の女性は、リリーフカーのドライバーかボールガール、後はラッキーくらいでしたから。
いつも外野席なので、個人個人の判別がつかないのですが…。
一度、望遠で撮影してみますか。

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昨日と今日、本住吉神社だんじり祭がありました。

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昨日が宵宮で今日が本宮。
子供が小さかった頃は一日べったり付き添って町内を練り歩きましたが、今では娘が鳴り物に参加しているだけなので、日中はもう参加していません。
特に今日は仕事でしたので、宮入のみ同行させて頂きました。

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昨日のJR住吉駅前でのパレード。
この日は阪神御影駅前でのパレードとだんじりが別れて参加した為、住吉駅前でのパレードは4基の参加となりました。

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夜は宮入。
本住吉神社の境内で、だんじりを力任せに回転させます。

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本宮の宮入。
今日は娘がだんじりの後部に上げて貰っていました。
午前中は雨だったのですが、午後から回復。
私も仕事から帰ってすぐに住吉さんへ駆け付けました。



【2014/05/05 23:12】 | 神戸
【タグ】 本住吉神社  だんじり  
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